定期聖地巡礼 10月下旬 ~祇園用水~
聖地祇園用水。そろそろ寒さが厳しくなってきた。行けるうちに巡礼の旅に。
気温が20℃を切ると、もうバイクでは寒い。寒さとの戦い。さしずめ我慢大会。
比較的暖かい昼下がりに出発。ツーリングがてらかなりの遠回りで旭川方面に。
遠回りしすぎた。2時間ほどかかって祇園用水に到着。釣り時間は限られる。
日が傾くと一気に寒くなるので夕方前には帰路につく。一時間半が私に与えられた。
急ぎ竿をだす。アブラボテばかりが釣れてしまう。たまにカネヒラもあがってくる。
旭川水系だけあってかなりのゴマ入りだ。
一時間半の釣果。大部分はアブラボテだった。次いでシロヒレタビラが少々。
カネヒラとヤリタナゴも少々。といった内容。
一か月前と比べるとややシロヒレ率が下がってしまったようだ。
岡山県下随一の巡礼地なので、全体的にややスレ始めている様子。こればかりは仕方がない。
聖地ならではの落ち着いた雰囲気を堪能した。ここらで急ぎ帰路につく。
これが今年の祇園納めになるのか。もしくはもう一回くらいは来れるか。
そんなことを思いながら、調子に乗ってさらに遠回りしながら高原地帯を駆け抜ける。
恐ろしく寒い。ガタガタ震えながら走るお馬鹿さん。高原なのだから当然だ。
そのままガタガタ走り続けやっと帰宅。2時間半もかかってしまった。
アホな頭で計算する。往復で合計、約4時間半。釣りの時間は1時間半。
移動時間が釣りの時間の約3倍だ。何をやってるんだ私は。馬鹿馬鹿しい。
なんて思ったのだが、よくよく考えてみると、巡礼の旅とは本来そういうもの。
厳しく辛い道のりが続くものだ。それを乗り越えて、その先に目指す場所がある。
聖地祇園用水はそんなに甘くはないのだ。