岡山タナゴ釣り紀行・秋 ~砂川水系水路群~

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シロヒレタビラ(砂川水系産)

一級河川旭川と吉井川の中間を流れる地味な二級河川が砂川だ。

地味だが県中部に水源を持つれっきとした単独の河川。清流だが下流域はかなり汚い。

その砂川から水を供給されている水路の調査釣行。ひとつ探し物があったからだ。

まずは、釣り紀行夏編でカネヒラが釣れた水路の再調査。秋はいかがなものか。

水量はやや落ち着いた様子。透明度はやや低め。竿をだすと早速外道が喰らい付いてきた。

 

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砂川水系水路

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外道(砂川水系産)

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カネヒラ(砂川水系産)

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ヤリタナゴ(砂川水系産)

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カネヒラ(砂川水系産)

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シロヒレタビラ(砂川水系産)

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カネヒラ・ヤリタナゴ・シロヒレタビラ(砂川水系産)

外道が多くてかなり疲れる水路だ。粘っていると色付きゴマ付きのカネヒラがあがった。

さらに水路お初のヤリタナゴ。目視で確認はしていたのだが、やはりいた。

さらにかなり強い引きでデカヒラが釣れ上がった。かなりのビッグサイズ。

おそらく2~3年ものだろう。なかなか砂川水系自体の状態は良さそうだ。

そして最後に探し物が針に乗ってきた。水路産のシロヒレタビラだ。

本流にいるのだから水路にもいるはず。予測は的中した。場所を移動する。

 

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砂川水系水路

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ヤリタナゴ(砂川水系産)

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シロヒレタビラ(砂川水系産)

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カネヒラ(砂川水系産)

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ヤリタナゴ(砂川水系産)

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ヤリタナゴ・シロヒレタビラ・カネヒラ(砂川水系産)

この水路ではヤリタナゴが多い。外道はもっと多いのだが、これは水系共通の特徴だろう。

そしてこの水路でも探し物があがった。薄く婚姻色の残るオスと判るシロヒレタビラ。

水路の透明度が低く狙い撃ちができないのだが、なんとかカネヒラも釣れてくる。

 

この砂川水系の水路群、6箇所ほど探索してみたがどこも透明度が低め。

これが釣りを難しくしている原因。カネヒラが見えない。だから狙えない。

水草が見えないので針がしょっちゅう引っかかる。だからシロヒレタビラも狙えない。

とまあ、難しい釣りにはなるのだが、竿を出した2箇所ではどちらもちゃんと釣れた。

水系の水路群自体のポテンシャルはそこそこ高そうだ。

 

この砂川水系での釣りの難しさは実はもう一つある。岡山バイパスの大渋滞だ。

渋滞を避けて山間部経由で遠回りすればかなりの時間を要する。

往復で数時間が移動だけで消費される。当然、釣りの時間は無くなる。

だからこの砂川水系はマイナー水系なのだろう。釣り人は全く見かけない。

逆に、タナゴの立場に立ってみれば、釣り人や業者さんたちは来ない方がいいわけで。

とすれば、砂川水系のタナゴたちは岡山バイパスの渋滞によって守られている。

そういう考え方もできるわけだ。