岡山タナゴ釣り紀行・夏 ~高梁川水系水路群、その一~
国内屈指の豊かさを誇る高梁川水系水路群。どこで竿を出してもタナゴが釣れてしまう。
厳密には小田川水系、溜川水系、倉敷川水系なども高梁川水系に属する。
当ブログでは高梁川東側の倉敷市内と総社市西部エリアだけを高梁川水系水路群とする。
まずは今年二回目となる「ブルー水路」。前回はカネヒラが気持ち良く釣れた。
カネヒラは集団でどこかに餌を求めて回遊しているらしくシロヒレタビラだけが釣れる。
真夏の時期にブルー水路でシロヒレタビラが釣れたのは初めて。
カネヒラの群れの回遊を待ってもいいのだが時間が勿体ないので場所を移動する。
お次は今年初めての「さみだれ水路」だ。今年もさみだれるのだろうか。
さみだれ水路は今年も健在だった。もうなんぼでもヤリタナゴが釣れまくる。
一時間ほど釣ってみた。約70匹くらいだろうか。一時間50匹の基準をクリア。
これが今年初のさみだれ釣りだ。日本さみだれ協会が定めた基準値を楽々と超えた。
この水路はなぜかヤリタナゴしか遡上していない。不思議な水路だ。
こちらは今年二回目となる通称「カネヒラ水路」だ。
前回、一足先にカネヒラの若魚だけが遡上していた。今回はどうだろうか。
竿をだすと早速色付きのカネヒラがあがってきた。高梁川水系の美カネヒラ。
続いてヤリタナゴもアブラボテも釣れてくる。タイリクバラタナゴもあがった。
高梁川水系では珍しい少しゴマ入りのカネヒラも釣れた。
とりあえずはカネヒラ水路に各種が勢揃いしてきたようだ。
ただ気になるのは全体的な魚影が昨年よりはやや少なめ。今後も調査が必要だろう。
高梁川水系水路群。まだまだ他がある。よって今回はその一。次回に続く。