岡山タナゴ釣り紀行・夏 ~吉井川~
この猛暑の時期は一級河川よりそれらに付属している支流や水路の方が釣れる。
しかし吉井川では支流は水門を閉じており、水路といえるような水路も存在しない。
よって、タナゴたちが分散せずに本流にとどまっている。
これは私の勝手な推測なのだが、意外と正解なのではないだろうか。
一杯目。前回の釣行と同様に長尺竿で深みに潜むシロヒレタビラを狙い撃ち。
すっかり婚姻色は落ちてしまっているのだが、飽きない程度には釣れてくる。
通常の竿だとカネヒラとアブラボテが釣れる。前回とあまり変化のない吉井川。
場所を移動する。お次のポイントでもシロヒレ狙い。が、初のヤリタナゴが釣れてきた。
二杯目。吉井川では初のヤリタナゴがあがった。この日一番の強い引きだった。
そして、深みからはシロヒレタビラが気持ち良くあがってくる。
自慢のターコイズブルーの婚姻色はかなり薄くなってしまっており、夏を感じさせる。
さらに場所を移動。お次のポイントはやや浅め。長尺竿は諦めカネヒラを狙う。
三杯目。通常の竿で通常のタナで釣るとカネヒラとアブラボテばかりが釣れてしまう。
一匹だけタイリクバラタナゴが釣れてきた。
全体的に夏の河川にしてはなかなかの釣果だったと思う。
もちろん他の水系の調査釣行よりは釣った時間は長い。3つのポイントで4時間ほど。
がしかし、タナゴが分散せず本流にとどまっているという私の仮説も一理あるのでは。
いずれにせよ大満足の釣行となった。