真夏のシロヒレ祭り
久々に吉井川でタナゴ釣り。もう真夏なのでカネヒラを釣るつもりでいた。
でもせっかくだからシロヒレ調査。もう深みに移動しているはずだ。
このために今まで一度しか使用していない320の竿を満を持して投入。
重い竿で、かなり沖まで竿をだし、そこから3メートル近く餌を沈める。
ここまでやるお馬鹿な釣り人。だが、この努力が祭りへの案内状だった。
かなりの勢いでシロヒレタビラが釣れ上がる。やはり深みに潜んでいた。
通常の180竿で通常のタナだとカネヒラやアブラボテが釣れる。
竿を交換しながらタナゴ釣りを満喫する。さらに釣りは続く。
タナゴより多く釣れるのはオイカワ。やたらと強い引きでオイカワが釣れ上がる。
二杯目。長尺竿だとシロヒレタビラ。通常竿だとアブラボテやカネヒラ。
竿共通でちょくちょくオイカワが邪魔をしてくるといった感じ。
こんな暑い真夏に、季節はずれのシロヒレ祭りに遭遇してしまった。
調子に乗って三杯目を狙うお馬鹿な釣り人。
そんなに自然は甘くはない。次第にシロヒレタビラの喰いが悪くなってくる。
仕方がないので通常の竿でカネヒラやアブラボテを釣る。
タイリクバラタナゴもおまけで釣れてくる。
ここで終了してもよかったのだが、往生際が悪い釣り人は再びシロヒレを狙う。
なんとかシロヒレタビラのペアを追加することができた。
さすがのお馬鹿さんもこれでやっと竿を納めることに。大満足の一日だった。
シロヒレタビラは婚姻色はだいぶ落ちているものの、まだなんとか楽しめる美しさ。
わざわざ長尺竿を用意してきて正解だった。
この長尺竿はかなり重いのでずっと使い続けていると腕は痛いし肩がこる。
しかし、その痛みに耐えるだけの価値があるご褒美が水中からあがってくる。
やはりタナゴ釣りは奥が深い。