この猛暑の時期は河川の本流はどうしても渋くなる。昨年もそうだった。
カネヒラの若魚の大群、いわゆるカネヒラ祭りがひと段落してしまうからだ。
それでもこの時期に釣れるとしたらアブラボテとカネヒラ。
入れ食い状態にはならない。ぽつりぽつりとこの二種が交互に釣れてくる。
年を越した大人のカネヒラのペアが釣れた。本流産だけあってかなりの大きさ。
そして高梁川産らしくゴマ無しの美魚体だ。
やはり想像どうりの渋さ。暑さが落ち着くまでは難しそうだ。
本流は今は我慢の時期。しかし高梁川水系には全国屈指の底力を秘めた水路群がある。
高梁川のポテンシャルは今、その水路群で発揮されている。