二級河川で輝きを増す二級釣り師
やはり二級釣り師は二級河川で釣るべきなのだろう。天気も良かった。
久々に二級河川小田川を見に行く。しかし、どこもかしこも重機とダンプカーだらけ。
二年前の災害の影響が色濃く残っている。釣れそうな場所も無くなっていた。
元々たくさんあった中州やワンドなどを潰して、滑らかな流れにしたいらしい。
釣り人には厳しい川になってしまった。これは小田川だけではなく高梁川もそうだ。
小田川は真備から井原にかけて、高梁川は倉敷から総社にかけて、絶賛大改装中だ。
中州部分を削り取って滑らかな流れをつくり出す。ワンドはほぼ消えてしまった。
昔はワンドにタナゴがうじゃうじゃ居たのにね。残念だが仕方ない。災害対策だ。
仕方ないから総社市内の水路に向かう。ここらは二級河川足守川の水系。
見るからに汚い水路なのだが、意外と魚影はある。
小魚が多く泳ぎ、デカい鯉もかなりの数いた。さっそく竿をだす。
魚たちが落ち着くまで時間がかかったが、次第にアタリが出始めた。
運の良いことにいきなりシロヒレタビラが釣れてくる。小さな個体。一年生だろうか。
一人前に婚姻色がうっすらと出色している。
やはり二級河川の水系は落ち着く。のんびりと釣りを楽しんだ。
当然のごとくヤリタナゴも釣れてくる。こちらは中型サイズのオスだ。
さて、話は急に変わる。今日は5月1日だ。このブログを始めてちょうど一年になる。
これはちょっとした奇跡だろう。誰がこんなブログが一年続くと思いましたか。
もちろんブログを何年も続けている人は世の中にたくさんいらっしゃることだろう。
しかし、このブログは少し状況が違う。日本有数の不人気ブログなんですよ。
誰も観ていないブログをよく続けてきたなぁと我ながら感心する。
最初の数か月はもちろんほぼ一日0人ペースだった。誰も観ていない。
その後徐々に増えてはきたもののそれでも一日3~4人ペース。
何度やめようと思ったことか。
コメントを頂けるようになってきて、そのまま何となく今まで続けてきた。
気がつけば一年だ。現在もこのブログの読者は平均すると一日僅か数人しかいない。
これを奇跡と呼ばずなんと呼ぼう。一歩間違ったらただのアホですよ。
数少ない貴重な読者さんたちにこのアホなおっさんは支えられて記事を書いている。
そんな貴重な読者さんたちに御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
ただ、こんな不人気ブログを観ていることは他人に言わない方がいいと思います。
きっと職場で壮絶ないじめにあうことでしょう。
さて、釣りの話に戻る。真っ赤なヤリタナゴやシロヒレタビラのメスを釣ったりした。
そして、最後の最後にとても美しいシロヒレタビラが釣れ上がった。
これで満足。ここらで終了しよう。まったりと釣りを楽しめた。
終始「新半月」の針で釣りを続けれたのもストレスがたまらず良かった。
「グルテン焼け」が消火された頃にまた訪れてみよう。
シロヒレタビラが6匹。アブラボテが2匹。あとはヤリタナゴだった。
なかなか楽しめた。やはり二級釣り師は二級河川には強い。
意外と釣りって楽しいなとつくづく思う。一年経ってもまだ飽きそうにない。
私はまだ二級釣り師だ。まだまだ技術向上の余地があるということか。
これからの一年間の目標は二級から三級に落ちないようにすること。
そのために「極たなご」の針を使っての特訓の日々が続く。
やはりタナゴ釣りは奥が深い。