春が訪れた高梁川でタナゴ釣り
相変わらず全国でコロナウイルスが猛威をふるっている。
しかし岡山県は平和だ。誰も自粛なんてしていない。もちろん釣り人も例外ではない。
川や池などはバス釣りの人たちで賑わっている。
皆さんお好きですね~なんて横目に見ながら、タナゴ釣り師の私も高梁川へ向かう。
せっかく高梁川に春が訪れたのだから釣るしかないでしょう。
誰にも邪魔されない河川敷に到着。水量はほどほどで釣りやすそうだ。
最近いろんな人に話かけられまくりなので、今日はのんびりと釣りがしたい。
周りに誰もいないのを確認して竿をだす。
さっそく釣れてきたのはアブラボテだ。高梁川のいつもの風景。
春になってアブラボテが浅瀬で釣れるようになったのはタナゴ釣り師にとっては吉報だ。
が、しかし、同時に「高梁川システム」まで復活してしまった。困ったことになった。
アブラボテを10匹以上捌かないと他種は釣れない。
頑張ってアブラボテを捌き続けていたらやっとのことで今までと違う引きがきた。
シロヒレタビラが釣れてくる。メスだ。いい感じに腹が膨れている。
高梁川の浅瀬でちょくちょくシロヒレタビラが釣れ出したのはいい傾向だ。
今から7月頃までは高梁川でシロヒレタビラに出会うことができる。
続いて、強烈な引きで釣れてきたのは謎のタナゴだ。最初はアブラボテだと思った。
しかしながら、よくよく観察してみると、どうやら「ヤリボテ」のようだ。
体形はヤリタナゴそのもの。ヒレの先の朱色もヤリタナゴっぽい。
後はアブラボテに似ている。かなり大きく、3年目くらいの個体だと思われた。
春休みの自由研究のような観察会を終えて、再び竿をだす。
すると心地良い引きでオスのシロヒレタビラが釣れてくる。
小さめだが婚姻色がそこそこ出ている綺麗な個体だった。
やはり、婚姻色が出ている時のオスのシロヒレタビラは高梁川では別格の存在感。
続いても心地良い引き。しかもかなり強く引く。シロヒレタビラが釣れてきた。
こちらはメス。かなり大きめの個体だ。
さらに釣れば釣れそうなのだが、何故か、ここらで終了することにした。
なかなか調子が良かった。短時間でコンスタントにいろいろと釣れた。
調子良く釣れたもんだから、違うポイントに行ってみようと急に思い立った。
日が沈むまで時間はまだある。そうだ、今年初の足守川水系の調査に行ってみよう。
車を走らせる。総社方面に。果たして足守川水系にも春は訪れているのだろうか。
この続きを書くと長くなってしまう。また明日にでも続きは書こうと思う。
どうせ明日は雨だ。釣りには行けない。ちょうどいい。