高梁川に春が到来したようです

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さて、前の記事の続きだ。久しぶりの高梁川でアブラボテの入れ食い祭りに遭遇した私は、

気分上々で引き続き高梁川の別のポイントに調査に向かった。

別のポイントでもタナゴが釣れたならば、高梁川における春到来宣言が出せるだろう。

まあ釣れたとしてもアブラボテだろうな~なんて考えながら移動する。

 

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高梁川の岩場にやってきた。水はやや濁っており魚の気配はない。さっそく竿をだす。

早々にアタリはあった。エサに喰らいつく例のアタリだ。やはりここにも居たか。

高梁川の主役アブラボテが簡単に釣れ上がる。

これはもう本格的に高梁川にも春がやってきたようだ。

 

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型の良いアブラボテがその後も気持ちよく釣れてくる。

数か月もの間越冬していたため、久々のグルテンが美味しいらしく、飛びついてくる。

数回グルテンに引っかかると飽きるくせにいい気なもんだ。

大きめの個体が多いため新半月の針で簡単に釣ることができてしまう。

 

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それにしてもアブラボテが多い。いくらクラスターといっても多すぎる。

このポイントに移動して30分ほど釣ったのだが、アブラボテばかりで飽きてきた。

他の種はまだ浅瀬には戻ってきてないのだろうか。

そろそろ竿を納めようと思い、草むらに肥料をまき散らし、最後の一投を投げた。

 

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私は意外と運がいい。心地良い引きだ。最後の最後でシロヒレタビラが釣れてくる。

しかも中型サイズのオス。婚姻色がほぼ完璧にでた美しい個体だった。

なんと高梁川本流では約8か月ぶりのシロヒレタビラだ。懐かしい。そして愛おしい。

もうこれで完全に高梁川に春到来と宣言してよかろう。

 

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高梁川本流の二か所でタナゴたちが確認できた。

これから初夏まではアブラボテ中心に釣れまくるのだろう。たまにシロヒレタビラも。

そして初夏からはそれにカネヒラの大群が加わる。

タナゴ釣り師にとってはたまらない季節が始まろうとしている。