1リットルの涙と1グラムのタナゴグルテン
さてさて。週末恒例のタナゴ釣りに出掛ける。すこぶる天気は良い。
夜から朝にかけてかなり冷え込むのでそろそろタナゴたちも冬越しの準備中だろうか。
まずは高梁川本流の岩場で釣ってみる。水量はやや多めだ。
高梁川なので当然ながらアブラボテが釣れてくる。
やや喰いっぷりが鈍い印象。それでもアブラボテがぽつぽつと釣れる。
いつもなら苔をつつくカネヒラの姿が目視できるのだが、その姿もない。
あまり楽しくなかったので早々に終了。アブラボテだけが釣れた。
場所を移動する。
倉敷川方面に向かう。途中で見つけた細い用水路で竿をだしてみる。
水量はかなり少ない。魚影は少しだけ見える。
さっそく釣れてくるのはヤリタナゴだ。
倉敷川周辺の用水路ではヤリタナゴの生息数が最も多い。
春から秋まで変わらない風景だ。夏場はこれにカネヒラが加わる。
飽きない程度にヤリタナゴがポンポンと釣れる。
1時間弱ほど釣ってみた。全てヤリタナゴだった。
ヤリタナゴしか釣れそうにないので再び場所を移動する。
せっかくだから倉敷川本流の久々に行くポイントに向かう。
なんということでしょう。水位が非常に低い。夏場以来なのだが、当時の半分以下だ。
倉敷川は児島湖に注いでいる。通常は児島湖の水位が一定なので倉敷川もそれに準ずる。
ひょっとしたら児島湖の水を大量に児島湾に流したのだろうか。
この汚くて普段なら全く見えない倉敷川の水底が、目視できるほど水が少ない。
こんな倉敷川でもなんとかヤリタナゴは生息していた。ちびっこばかりだけど。
全部新子だろう。釣っているのか偶然引っ掛かっているのか判らない。
ここらで日が傾いてきたので終了。家路についた。
家に着いてニュースを見てみると大騒ぎになっていた。
なにをやってるの沢尻エリカは。「1リットルの涙」当時の彼女は可愛かったのにね。
怪しい薬を所持していたらしい。でもこれは他人事じゃないですよ。
気を付けなくてはいけない。例えば検問とか職務質問とかに遭遇した場合だ。
警官A「失礼します検問です。ちょっと持ち物見せてもらえますか?」
警官B「ここに怪しい粉あるね。これは何?この白い粉は何に使うの?」
警官A「ちょっといいかな。刺激臭がするね。ちょっとまずいよこれは」
警官B「本部。え~こちら県警△△。薬物所持で一名緊急逮捕。え~緊急逮捕」
なんてこともあり得る。私などは常時車内に数種類の粉末を所持している。
そう考えると怖くて釣りに行けなくなりそうだ。
明日、弁護士に相談してみようと思っている。