失って初めて気づいた

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今日は東京では「祝賀御列の儀」が行われているらしい。

岡山県民の私は「祝賀御鱮の儀」に参加し、大いにお祝いする予定だ。

さっそく祝賀御鱮の儀が開催されているという噂のブルー水路へ向かう。

鱮たちは歓迎してくださるだろうか。

 

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大歓迎でエサに喰らいついてきたのはブルーだった。

今までだいぶ数を減らしたはずだがまだこいつらは生息している。

釣れなきゃ釣れないで少し寂しいのだが、針がいくつあっても足りなくなる。

とりあえず、いつものようにこれを食糧としている野良猫に差し上げた。

 

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鱮(タナゴ)も少しは釣れる。シロヒレタビラがたまに釣れてくる。

しかしながら、ブルーよりもシロヒレタビラよりも圧倒的に外道が多い。

モツゴカワムツなどいつもの小型の外道たちが邪魔をしてくる。

 

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さらに今日圧倒的に多かったのはフナだ。

そのフナと謎の大きい外道を記念に写真撮影。その後はオートリリース。

なんとこのフナが30匹以上釣れた。ちょっと釣れすぎ。

せっかくブルー水路がホワイト水路に変わろうとしているのに、まさにフナ水路状態。

 

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タナゴは6匹だけ。全部シロヒレタビラだった。

最後に針に掛かったのはこの水路恒例の大ナマズだ。かなりの引き。しばし格闘。

水面近くまで引き上げる。あと少しというところで「バキッ」と鈍い音。

竿を折られた。タナゴ釣りを始めて最初に買った竿だ。完全に心も折れてしまった。

 

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竿を失い号泣しながらブルー水路を離れる。ふらふらと気がつけば高梁川に来ていた。

岩場で釣る。こんなこともあろうかと、竿は常時2本持って釣りに向かっている。

竿が折られないようにちゃんとアブラボテの魚影が見える場所にエサを落とす。

高梁川恒例のアブラボテが連続して釣れてくる。

 

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すると、エサの匂いにつられたのかブルーの大群がやって来た。

水の透明度が高いので丸見えなわけだが、目視できるだけで100匹以上の大群だ。

アブラボテたちは姿を消す。目の前では大小様々なブルーたちがエサに群がる。

数を減らそうにもこれは流石に多すぎる。高梁川全体だと数万匹単位で生息してるだろう。

 

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途中からブルーしかいなくなってしまったのでここらで終了。

釣れたタナゴは全部アブラボテだった。残念なのはカネヒラが釣れなかったこと。

苔をつつくカネヒラが何匹も目視できているのだが、グルテンは完全無視だった。

初夏から初秋あたりまであれだけグルテンに飛びついてきていたのに残念だ。

成長するにつれて食の好みが変化しているのだろう。

やはりタナゴ釣りは奥が深い。

 

帰宅してさっそく新たな竿をAmazonで検索する。おまけに新半月の針も補充が必要だ。

Amazonがあれだけ儲かる理由が判る気がする。