倉敷川水系のヤリタナゴ祭りとカネヒラ祭り

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ヤリタナゴ新子・カネヒラ新子(倉敷川水系産)

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倉敷川水系

梅雨時の倉敷川水系では恒例のヤリタナゴ祭りが開催されている。

この時期だけの祭。梅雨が明ける頃には大人のヤリタナゴは水路に遡上してしまう。

倉敷川に残るのは新子のヤリタナゴたちだ。そしてそれに新子のカネヒラが加わる。

ちょうど現在、親のヤリタナゴ、新子のヤリタナゴ、新子のカネヒラ、の競演が観れる。

 

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ヤリタナゴ新子(倉敷川水系産)

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カネヒラ新子(倉敷川水系産)

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ヤリタナゴ(倉敷川水系産)

カネヒラは狙わなくても勝手に釣れてくる。主に狙うのは大人のヤリタナゴ。

しかし、新子のヤリタナゴの数が圧倒的に多いため、大人を狙うのがやや難しい。

時間をかけて釣れば、新子がなんぼでも釣れてしまうのだが、いかんせん楽しくない。

釣っているのか、偶然引っかかっているのかわからないからだ。

場所を移動する。

 

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倉敷川水系

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ヤリタナゴ(倉敷川水系産)

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カネヒラ(倉敷川水系産)

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ヤリタナゴ・カネヒラ(倉敷川水系産)

こちらのポイントは大人のヤリタナゴが気持ち良く釣れてくる。

たまに狙ってないカネヒラが釣れるのだが、カネヒラ祭りも開催中なので当然と言えば当然。

短時間でヤリタナゴを捌きまくってストレス解消。

そろそろ別種が釣りたくなってきたので場所を移動する。狙うはシロヒレタビラ。

 

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倉敷川水系

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シロヒレタビラ(倉敷川水系産)

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タイリクバラタナゴ(倉敷川水系産)

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ヤリタナゴ・カネヒラ・タイリクバラタナゴ・シロヒレタビラ(倉敷川水系産)

私は意外と運が良い。お次のポイントの第一投でシロヒレタビラがあがってきた。

まだ婚姻色に間に合ったようだ。美しいオスだった。

その後は倉敷川水系らしくヤリタナゴとカネヒラばかりが釣れてしまう。

最後にタイリクバラタナゴのペアが釣れたところで気持ち良く終了した。

 

7月に入ってカネヒラがぐんぐんと大きく成長している。

新半月の針でも全く問題なく喰らい付いてくる。半端ない食欲。

もう2週間くらいで岡山県下の全ての河川はカネヒラに席巻されてしまうだろう。

ちょうどその頃、晴れの国は夏本番だ。