小雨の降る中、神様がくれたちょっとしたシロヒレ祭り
天気予報はまた外れ、小雨がちらついていた。昼下がりまで待ったが雨はやまない。
この程度ならなんとかなるかと思ってタナゴ釣りに出掛けた。
小雨の中、まずはブルー水路の様子を見てみる。
水量は安定しており釣りやすそうだ。さっそく竿をだす。
だいぶブルーの数を減らしているのが功を奏したのか、シロヒレタビラが釣れてくる。
しかも連続してシロヒレタビラが釣れる。なかなか幸先がいい。
天気は悪いが気分は上々だ。他にはアブラボテとカネヒラも少し釣れた。
しかし今日の主役はシロヒレタビラだった。
さらに珍しくバラタナゴが針にかかった。下手くそな私の針にはなかなかかからない。
滅多に釣れないバラタナゴのオスにしばし見とれる。
こうなるとブルーが恋しくなる。ブルーを釣らないと猫の生活に支障をきたす。
粘っていると幸運なことにブルーを1匹だけ釣ることができた。さっそく猫に差し上げる。
1時間弱ほど釣ってみた。アブラボテ数匹、カネヒラ、バラタナゴが釣れた。
そして主役のシロヒレタビラは12匹釣ることができた。
ブルー水路が徐々にホワイト水路に変わろうとしている。いい傾向だ。
場所を移動する。
調子に乗って、倉敷川のシロヒレタビラが多そうなポイントにやって来た。
竿をだすとさっそくシロヒレタビラが釣れてくる。なんだなんだシロヒレデーか?
その後もシロヒレタビラばかりが釣れる。
めったに遭遇することのないシロヒレ祭りに出くわしてしまった。
さらに新子のシロヒレタビラが数匹釣れてくる。宝石のように美しい。
倉敷川ではヤリタナゴもシロヒレタビラも成体になると傷ついた個体が多い。
しかし生まれて数か月の若い個体はとても綺麗だ。
アラコレタビラがちゃんと生息している。来年の春が楽しみだ。
さらにシロヒレタビラが釣れてくる。これはもう神様の悪戯だろう。きっとこうだ。
『こんな雨の降る中、このバカなおっさんはまた釣りに来てるのか?』
『このおっさん、昨日他種は釣ったらしいから、今日はシロヒレでも釣らしてやれ』
『このおっさん下手くそだから、こっそりバラタナゴも針に引っ掛けてやれ』
ありがとうございます神様。おかげさまで楽しめました。
他種はヤリタナゴが3匹釣れただけで、残りは全部シロヒレタビラだった。
この撮影後さらに3匹追加したので、シロヒレタビラは計18匹だ。
ちょっとしたシロヒレ祭りだった。
神様ありがとうございました。シロヒレ祭りを堪能しました。
ついでと言ってはなんですが、明日も釣りに行く予定なので、たくさん釣らせてください。
ヤリタナゴでいいので。