どうやら今日も神のご加護があったようです
快晴だ。これが秋晴れというのだろう。天気が良いのでタナゴ釣りに出掛けた。
まあ別に天気が悪くても釣りには行くのだが、やはり晴れていると気持ちがいい。
高梁川本流にやって来た。おそらく恒例のボテ祭りが開催されているのだろう。
昨日は神のご加護がありシロヒレ祭りに遭遇した。今日はどうだろうか。
もう当たり前のようにアブラボテが釣れてくる。釣りあげるまでもない。
エサをつつくアブラボテたちが丸見えだ。ほぼ年中変わらない高梁川の風景。
アブラボテばかりが連続して釣れる。年中開催しているボテ祭りをしばし堪能。
西大寺裸祭り、桃太郎裸祭り、草彅剛全裸祭り、と並んで岡山四大祭りに選ばれる勢い。
1時間弱釣ってみた。カネヒラのペアが釣れた以外は全てアブラボテだった。
アブラボテ以外が釣りたいので場所を移動する。
昨日神様にヤリタナゴを一杯釣らせてとお願いしていたので、用水路に行ってみる。
倉敷市内の用水路で最もヤリタナゴが釣れそうな場所に到着。
さみだれ水路だ。ただ、非常に水量が少ない。10センチくらいしか水深がない。
水路を覗くと小魚が逃げていくのが見えるので、何かしら魚は居そうだ。
きっちり時間を計って1時間でどれだけ釣れるか実験してみた。
竿をだすと数秒でヤリタナゴが釣れてくる。これは神のご加護がありそうだ。
もう流れ作業のようにヤリタナゴを釣りあげる。黙々と作業をこなす職人のように。
今日は誰かに話かけられることもない。だたひたすら1時間ヤリタナゴと向かい合う。
たった1時間で淡水魚ショップの新規開店準備が整ってしまうレベルで釣れてしまう。
おそるべし「さみだれ水路」。おそるべし「タナゴ王国岡山」。
なんとぴったり1時間で推定80匹以上のヤリタナゴが釣れてしまった。
意外だったのはこの水路で初の別種であるアブラボテが1匹だけ釣れた。
今までヤリタナゴを200匹くらいは釣ったはずだが、別種はこの1匹だけだ。
アブラボテが水面に上がってきてこんなに驚いたのも初めての経験。
とにかく今日はタナゴ釣りを大いに楽しむことができた。
神様ってほんとに居るんだなと実感した昨日今日だった。
さしずめ「用水路の神様」といったところだろうか。