ブルー水路のその後と足守川水系の用水路

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また懲りずにタナゴ釣りに出掛けた。総社方面の足守川水系に行く予定だ。

その前にちょっと寄り道をしたい。倉敷市内の用水路。

前日にブルーギルの数を減らした水路へ。通称「ブルー水路」だ。

どうなっているのか気になっていた。

 

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竿をだすと、さっそくシロヒレタビラが釣れてくる。幸先がいい。

いつもならいの一番に邪魔をしてくるブルーオブヨウスイは姿を見せない。

相変わらず外道は多いのだが、タナゴに限っては連続してシロヒレタビラが釣れる。

通常、エサをつつく優先権はブルーが最優先。そして外道。そのあとがタナゴだ。

 

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なんとシロヒレタビラだけが5匹釣れた。あとは外道が10匹ちょっと。

30分ほど釣っただけなのだが、ブルーギルは全く姿を見せなかった。

まあ、偶然なのもあるだろうが、昨日頑張って数を減らした効果もあると思う。

ちょっとした満足感に浸りつつ場所を大きく移動する。

 

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倉敷から北上して総社にやってきた。水系でいうと足守川水系だ。

住宅地を流れるごくごく普通の用水路に魚影を発見した。

調査がてら釣ってみることにした。

流れは緩やか。まあまあ透明度も高め。水草が多く、状態は良さそうだ。

 

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水草の影からエサに飛びついてくる。綺麗なオスのヤリタナゴだ。

ヤリタナゴが多く釣れる。ほとんどが大きめの個体。さらにオスの割合が高い。

あとはアブラボテがそこそこ釣れる。大部分はチビボテだ。

 

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ヤリタナゴとアブラボテが釣れまくるのだが、メスのカネヒラも2匹ほど釣れた。

さらに粘っているとやっとこさでカネヒラのオスが釣れてきた。

綺麗なオスだ。しかしオスカネはこれ1匹だけだった。

 

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ほぼ入れ食い状態なのでかなり楽しめた。

この辺りの水路のタナゴは釣られ慣れていないのでエサへの食いつきが良い。

ヤリタナゴ、カネヒラ、アブラボテが釣れた。

水路の栄養状態が良いのか、型の良い大きめのヤリタナゴが多く釣れた。

 

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さらに場所を移動する。次にやってきたのは細めの水路だ。

少し流れがある。透明度は高く、水量はやや少なめだ。魚影はそこそこある。

この水路も食いつきが良かった。ほぼ入れ食いだ。

 

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圧倒的にヤリタナゴが多い。綺麗なオスのヤリタナゴをパシャリ。

8割ぐらいはヤリタナゴが釣れてくる。中型サイズのものが多い。

チビヤリもそこそこ釣れる。もちろんチビボテも当たり前のように釣れる。

 

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そんな中、1匹だけシロヒレタビラが釣れてくる。まだ小さめの個体だ。

あとはメスのカネヒラが2匹釣れた。オスのカネヒラは姿を確認できなかった。

そんなことより、常時ヤリタナゴが釣れまくるヤリ水路だった。

 

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私は釣り中よく人に話かけられる。今日も散歩中のご婦人に話かけられた。

「釣れますか?」「けっこう釣れますよ」なんて会話してた時、アブラボテが釣れ上がる。

ご婦人はそのアブラボテを見て、「あっら~綺麗~」とおっしゃる。

私は「えっ。ボテですよこれ。あんまり綺麗じゃない種類なんだけど・・」

といってバケツからわざわざヤリタナゴのオスを掬い上げて見せてあげた。

ご婦人は「あっら~すごく綺麗~あっら~。これがヤリタナゴっていうの?あっら~」

と驚いていらっしゃった。

 

きっとあのご婦人はタナゴの魅力にとりつかれてしまったに違いない。

私が次にこの水路に来たとき、あのご婦人がタナゴ釣りをしているところに遭遇する。

そして私が「あれ?あの時のご婦人では?」と尋ねる。

振り返ったご婦人が「あっら~」。

そんな妄想をしながら家路についた。