新倉敷の駅前のどぶ川でタナゴは釣れるのだろうか?

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天気予報は本当にあてにならない。雨の予報だったが、結局晴れている。

だからタナゴ釣りに行く。お初の水路を調査してみたい。

いつもは高梁川の東側の倉敷市内の用水路が多い。

同じ倉敷市内でも高梁川の西側の水路はどうだろうか?

 

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新倉敷駅付近にやって来た。元々は倉敷市ではなかったが新倉敷駅があるため併合された。

高梁川西側のこの辺りの用水路はブラックバスで有名な柳井原貯水池の水が引かれている。

あまり印象は良くない。タナゴは居ないだろうなという勝手な思い込みがある。

しかも三面護岸の水路が多い。そして水がとても汚い。まさにどぶ川だ。

 

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そんなどぶ川だが、魚影は少しある。魚影より多いのが水底に沈んだエロ本だ。

ダメもとで竿をだすと外道が連続で釣れてくる。まあ三面護岸でも外道は居るさ。

なんて思っていたら続いてデカいカネヒラのオスが釣れてきた。

「おったんかいわれ~」と思わず声が出る。

 

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外道とカネヒラ以外には出会えなかったのだが、ちゃんとタナゴが生息していた。

こんな駅前のどぶ川にいるなんてさすがタナゴ王国岡山だけある。

新倉敷駅って岡山県で2つしかない新幹線が止まる巨大マンモスターミナル駅

事実上、岡山県下では大都会岡山駅に次いで新幹線乗降客数第二位の駅なんですよ。

そう考えると素晴らしいじゃないですか。しっかりタナゴが生息してるんです。

 

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新倉敷駅周辺は昔からブラックバス釣りで有名で、巨大な池のような水路も多い。

その新倉敷駅から南下して玉島の水路にやって来た。ちなみに玉島も倉敷市だ。

玉島付近の用水路は高梁川下流から直接水を引いている。

だからタナゴも居る可能性は高い。

 

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水草は多い。でも水が汚いので水草は泥色に染まっている。魚影はそこそこある。

竿をだすと、圧倒的に外道が多いのだが、少しだけタナゴも釣れた。

アブラボテやカネヒラやヤリタナゴが釣れてくる。小さめの個体が多かった。

場所を移動する。

 

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水玉ブリッジラインを渡り、今度は高梁川の東側にやって来た。

倉敷市の水島だ。この辺りまで酒津の水門からの水が流れている。

お初の水路を探索する。良さげな用水路を見つけたので竿をだしてみる。

 

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いきなり心地良い引きでシロヒレタビラが釣れてくる。綺麗な個体だ。

その後も外道を挟みながらシロヒレタビラばかりが釣れる。

珍しく他のタナゴは釣れない。

 

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飽きない程度にずっと連続してシロヒレタビラが釣れてくる。

ちょっとしたシロヒレ祭りだ。日頃の行いが良いからこのような幸運が訪れる。

数十分間この至福のひとときを堪能した。

 

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釣れたタナゴは全てシロヒレタビラだった。

これで満足したので本日の釣りは終了した。鼻歌まじりに家路につく。

 

なんといっても今日の収穫は高梁川の西側エリアでタナゴが釣れたことだ。

これも大きく言えば高梁川のポテンシャルの高さということになるのだろう。

またこの辺りを探索してみようと思う。