微妙な天気の中でタナゴ釣り
天気予報では雨だったのに、空を見上げると、曇り空で雨は落ちてきそうにない。
ならばタナゴ釣りに行くしかなかろう。少し遅めの出発だ。日没まで時間はあまり無い。
倉敷市内のお初の用水路にやって来た。小さな水門がある。水量はかなり少ない。
来る途中に覗いてみた水路はどこも軒並み水量が無かった。
どうやら酒津の水門からの出水量を調整したみたいだ。稲の季節はもう終わりらしい。
水量が極端に少なくて釣りにくいのだが、慣れてくると面白いように釣れだした。
ヤリタナゴが圧倒的に多い。たまに小さいアブラボテが釣れるがほとんどがヤリタナゴだ。
ヤリタナゴはほぼ入れ食いなのだが、カネヒラの姿が全く見えない。
どうやらカネヒラは水量が減ったのと同時におそらく下流に移動したみたいだ。
約1時間で30匹以上釣れた。ほとんどヤリタナゴだ。
ヤリタナゴ以外のタナゴたちは場所を移動してしまっているようだ。
ならば倉敷川に行ってみよう。というわけで場所を移動する。
倉敷川にやって来た。しかし、倉敷川もまた水量が以前よりは少ない。
水草が多くて見えにくいのだが、見渡すかぎりカネヒラの魚影は見つからなかった。
仕方ないので適当に釣ってみる。
倉敷川といえばやはりヤリタナゴだ。変わらないいつもの風景。
ヤリタナゴばかりが釣れてくる。
釣れないよりはヤリタナゴだらけでもまだましなのだが、やはり飽きる。
今さら移動する時間も無い。ヤリタナゴ地獄のままで終了か。
なんて思っていたら最後の最後でシロヒレタビラが釣れた。
よし。今日はこのへんで勘弁してやろう。というわけで、これで終了した。
もし予想どうり酒津の水門からの出水量を制限したのであれば、また調査が必要だ。
釣れる水路、釣れる場所をまた探し直しだ。
釣りを始めたのは今年の春からだし、元々はガサーなので、秋から冬にかけては無知だ。
秋から冬の間、どこにどのタナゴが移動しているのか・・、探求の旅が始まる。
やはりタナゴ釣りは奥が深い。