また誰にも望まれていないシリーズが始まった。夏本番だからなんとなく始めてみた。
夏は水路の季節なので意識して河川に出向かないと水路ばかりで釣るはめになる。
というわけでこの紀行シリーズでいろいろと調査釣行に行きたいと思う。
まずは倉敷川。成魚たちの大部分はもう水路に遡上している。よって新子が多い。
特にヤリタナゴは新子だらけだ。狙って釣ればそれこそいくらでも釣れる。
が、いかんせん楽しい釣りにはならない。新子は無視して成魚を狙う。
たまに顔を出すカネヒラはエサに興味を示さない。場所を移動する。
このポイントではカネヒラがそこそこ釣れてくる。
まだ若魚が多い印象。婚姻色が濃くでた個体は釣れてこなかった。
他、ヤリタナゴの成魚と新子がぽろぽろと釣れた。
祭りが終わり落ち着いてしまっている印象。やはり大部分は水路に遡上してるようだ。
この真夏という季節はボテ祭りもヤリ祭りもカネヒラ祭りもひと段落してしまう。
これは一級河川も二級河川も同様で、本流では梅雨時のように入れ食い状態にはならない。
そんな河川と入れ替わりで勢いを増すのが用水路だ。
岡山県下には数千とも数万ともいわれる数の用水路が存在する。
おそらく、そのどこで竿を出してもタナゴが釣れてしまう。そんな気がする。
これが岡山県のポテンシャルだ。