足守川水系でタナゴ釣り
天気が良いのでツーリングと迷ったが、昨日タナゴが釣れなかったので釣りに決めた。
足守川水系の水路を満喫する予定だ。昼過ぎにまったりと家を出る。
足守川の周りは以前にバイクで何か所か下見している。
調査も兼ねてすべて初めて竿をだす場所ばかりに行ってみることにした。
最初の場所はすごく雰囲気がいい水路。ほぼ素掘りのような水路だ。
水量もほど良く、透明度も高い。川底には二枚貝も見える。もちろん魚影も多い。
小さめの個体が多いように上からは見えた。さっそく竿をだしてみる。
カネヒラのメスだろうか、かなり小さめの個体が連続で釣れた。
その後、少し移動すると大きめの個体が集まっているポイントをみつけた。
竿をだすとすぐにカネヒラが釣れてくる。婚姻色が綺麗なオスだ。
透明度が高いので魚たちがエサに群がるのが丸見えだ。
大きめの個体のカネヒラがいとも簡単に釣れてくる。
エサを投入すると数匹のカネヒラが飛びついてくる。
婚姻色をまとったオスの写真をパシャリ。
こんな写真を撮ってる時間が勿体なく思えるほどの入れ食い状態だ。
次の場所へ行かなくてはならないので、名残り惜しいがここで終了した。
約1時間で30匹以上のカネヒラが釣れた。別種はチビボテ1匹のみだ。
この水路はカネヒラの楽園だった。
場所を移動。次の水路は外道1匹とギルが1匹だけ釣れた。早々に移動する。
途中で小雨が降ってきたが、運のいいことに全て車での移動中。さすが晴れ男だ。
お次の水路は用水路と用水路の合流地点。やや水流が強めだが透明度は高い。
竿をだすとまずはヤリタナゴが釣れてくる。やはり水流があるとヤリタナゴが多い。
またまたヤリタナゴが釣れる。続いてカネヒラのメスも釣れた。
するときましたね。カネヒラのオス。婚姻色が美しい。
今の時期、水面から上がってくるとき鮮やかに見えるのはカネヒラのオスだけだ。
だからカネヒラのオスが釣れると嬉しい。
そしてついつい写真を撮ってしまう。だからカネヒラのオスの写真ばかりになる。
30分ほど釣ってみた。ここではカネヒラとヤリタナゴが同じ数だけ釣れた。
場所を移動する。お次の場所はタナゴはいるものの小さめの個体が多い。
新子ばかりの水路だった。上手に釣りあげる自信がないので竿は出さず。
さらに場所を移動する。
最後に訪れたのはありふれた用水路。水量もほどほどで透明度は高い。
水草が茂っているあたりにたくさんの魚影が見える。
さっそく竿をだすが外道が多い。ほぼ入れ食いなのだが、外道ばかりが釣れる。
そんな中でやっとタナゴもちょくちょく釣れ出した。
綺麗なオスのカネヒラが釣れてくる。カネヒラの写真だらけになるのにまたパシャリ。
お次はヤリタナゴだ。さらにアブラボテも釣れる。アブラボテは新子が多かった。
それでも外道が多く釣れるのには変わりなく、タナゴ類の2倍は外道が釣れてしまう。
釣り好きにとっては嬉しい悲鳴だろうが、タナゴ好きにとっては迷惑この上ない。
どうしてもグルテンスペシャル改を使用すると外道を集めてしまうらしい。
外道がいなかったらタナゴがもっと釣れるのにな~と思ってしまう。
①外道を釣りあげる ②外道を針から外す ③外道をリリースする ④手を拭く
⑤天高らかにギョギョギョ~と叫ぶ ⑥新しいエサを付ける ⑦再び竿をだす
これだけの動作が、外道一匹のために無駄になっているのだ。
約2時間ほど釣ってみた。おそらく外道は100匹以上は釣った。
タナゴはカネヒラが約20匹、ヤリタナゴも約20匹、チビボテを約30匹ほど。
とりあえず昨日のストレスは発散できたので、ここで終了した。
二級河川だから比較的地味にみえる足守川水系だが、ポテンシャルはかなり高い。
さすが桃太郎が流れてきた川だけある。
だから足守川には、カネヒラのオスの婚姻色の桃色がいっそう映えてみえる。