シロヒレタビラが舞う夕暮れ
今週中についに梅雨入りするらしい。今度は天気予報が当たりそうな予感。
もう梅雨入りまで時間がない。私に残されたチャンスはもう僅かだ。
というわけで、また懲りずに夕方、タナゴ釣りに行ってしまった。
もう「タナ中」と呼ばれるレベルだ。なかなかこの中毒は厄介ですぞ。
高梁川本流の岩場で釣る。透明度はやや低いが辛うじてカネヒラのヒラ打ちが見える。
さっそく釣れてくるのはそのカネヒラとアブラボテ。やはり数が多い。
6匹ほど釣ったところでそれらをリリース。
さらに沖に向けて竿をだす。
するとシロヒレタビラのオスとヤリタナゴのオスが釣れた。
どちらも婚姻色が出ており美しい。
さらに同じポイントを狙う。しかし強い引きとともにブルーギルが2匹ほど釣れる。
すぐさまギルをオーバーザレインボー。引き続き同じポイントを狙う。
すると再びシロヒレタビラのオスが釣れてくる。これも婚姻色が美しい。
シロヒレタビラはエサを「クククッッ」と引き込んでいくのでわかりやすい。
ヤリタナゴもそれに似ているが、アブラボテやカネヒラの時とはやはり違う。
言うようになったでしょ?・・・私もすっかりベテラン気取りである。
シロヒレタビラ以外はこんな感じ。カネヒラがかなり大きく成長している。
もう4~5センチくらいある個体が多い。梅雨が明けたらきっとカネヒラ祭りだ。
さらに釣っていると、糸が切れるくらいの強い引きで大きいブルーギルが釣れた。
すぐにオーバーザレインボー。マジで勘弁して欲しい。
ブルーギルが釣れたポイント近くには何故かシロヒレタビラもいる。
またまたオスのシロヒレタビラだ。大きめ。7センチくらいの個体。
高梁川ではシロヒレタビラのオスは、オス同士ややまとまった場所にいることが多い。
だから同じポイントで、さらにシロヒレタビラのオスが釣れてくる。
最終的にシロヒレタビラは5匹釣れた。集合写真をパシャリ。なんと全てオスだ。
しかもほぼ同じポイントで釣れた。
これをシロヒレ祭りと呼びたいが、釣れた数だったらカネヒラの方が多いし・・。
グッとこらえて、「シロヒレタビラの舞い」くらいで我慢しておこう。
梅雨入り前になかなかの釣りが楽しめた。