ミナミヌマエビの増やし方
ミナミヌマエビを簡単に増やす方法がある。さらに、大きく育てる方法もある。
とても簡単な方法で誰でもできてしまう。
通常の水槽の中やビオトープでも増える。世代交代させるのにはなんら問題はない。
しかし、水槽の中やビオトープなどではその環境の容量に応じた数で安定してしまう。
大きさもある程度の大きさにしかならない。頻繁にエサをあげても変化はない。
そこで、まず発泡スチロールの箱を用意する。そこに水を入れる。
そして5月ごろに卵を抱いたメスだけを放つ。これだけでいい。
発泡スチロールの箱は使い込んだ汚いもののほうが良い。新品だとコケが生えにくい。
我が家では何パターンか試してみたが、より汚いものが良い結果がでている。
我が家ではもう10年以上使い込んだ発泡スチロールの箱が4つほどある。
ものすごく汚い。水も沈殿物も汚い。
ここに常に水槽のフィルターなどを水道水で掃除した時に出る汚水を溜めている。
こんな環境がベストだ。少々水道水が入ってもミナミヌマエビはびくともしない。
こんな感じの発泡スチロールの箱に卵を抱いたメスだけを入れる。
卵から稚エビが孵ったら親はまた水槽などに戻せばいい。その後はとことん放置。
なにもしないのがコツだ。夏の暑さで茹であがらないように少し日除けする程度。
秋頃には親と変わらない大きさになる。
さらに大きくしたい場合はこれまた簡単。そのまま来春まで放置するだけ。
水槽の中やビオトープなどの個体よりふたまわりくらい大きいサイズに育つ。
とにかく徹底的に放置すること。それが一番のコツだ。