ツーリングにおける岡山県のポテンシャル

f:id:Rhodeus:20190504222451j:plain

 

5月3日、令和最初のツーリングに行ってきた。

といっても総走行距離100キロくらいのショートツーリング。

岡山県内で目的地を決めてツーリングすると大体みんな決まって蒜山方面になる。

というか蒜山しか無い。岡山県におけるツーリングの聖地は蒜山と決まっている。

 

ショートツーリングの場合はこれといって目的地を決めずに農道を巡るのがいい。

岡山県のポテンシャルは農道において最大限に発揮される。

岡山県には走りやすい農道が無数にある。どれも貸し切り状態。

というのも変な場所から変な場所までを繋いでいる場合が多いから利用者がいない。

だから農道は、逆に目的地を決めてしまうと利用しにくい。

 

農道を走るためにツーリングに行く。岡山県の大抵の農道は高原を通っている。

景色はいいし、車はいないし、警察もいないし、信号もない。

そんな農道をいくつか組み合わせて走る。

 

公共事業で無駄な道路を作りすぎた感はあるが、バイクにとってはありがたい。

岡山県はツーリング天国だ。県南部に人口が集中しているため中北部はガラガラ。

たまにツーリングのバイクとすれ違うくらいでほぼ貸し切り。しかも無料。

岡山県はバイクに優しい。これはちょっとした県民の自慢だ。

 

 

f:id:Rhodeus:20190504222524j:plain

 

この農道は昨年夏の豪雨災害で片側の車線が崩れた。

しかしこれぞ岡山県のポテンシャル。なんと、このまま走行可能となっている。

テープを張っただけという環境にも優しい対処法。

 

さらに岡山県の凄いとこは、この状態のまま一年間放置。

そのうち観光名所になるんじゃないかという勢い。

他県ではちょっと一か所崩れただけで通行止めになってしまうことが多い。

「走れるんだから走ればいいじゃないか」これぞ岡山県のポテンシャルだと思う。

 

よその県から岡山県にバイクで来る人は蒜山だけじゃなく農道を走ってみて欲しい。

岡山県の凄さを知ることになるだろう。

きっと空も晴れてると思う。