定期調査釣行 11月上旬 ~倉敷川水系、高梁川水系~
そろそろ冬が近づいてきた。寒い。そしてかなり日が短くなってしまった。
昼下がりにまったりと出掛けることが多い私は釣り時間が短かくなるのが悩みの種だ。
まずは倉敷川水系の某水路。1時間ほどここで釣ってみる。かなり水量は少ない。
水路の主役はここでもやはりヤリタナゴ。ぽんぽんと連続で釣れ上がる。
ヤリタナゴが多いが、シロヒレタビラも負けじと釣れてくる。中型サイズのものが多い。
新半月の針を使用していたのだが、シロヒレタビラの新子が針に乗ってきた。
さらにタイリクバラタナゴも数匹針に乗ってくる。全てオスだった。
あとは小型サイズのカネヒラのペア。やはり成魚カネヒラたちは移動済なようだ。
ここらで終了。時間が限られるので急ぎ場所を移動する。「ヤリの谷水路」に。
高梁川水系水路群でもトップクラスのポテンシャルを秘める「ヤリの谷水路」。
陽が落ちるまで45分という限られた条件だったが、心配は無用だった。
ヤリタナゴの瞬殺攻撃が続く。他種は全く顔を出さない。
オスはうっすらと婚姻色が戻ってきている。薄い紫色が美しい。
結果、全てヤリタナゴ。大部分が成魚だった。これにて定期調査終了。帰路につく。
あと何度くらい釣りになるか。昨年のデータだと11月下旬くらいから一気に渋くなる。
そんなことを思いながら車を走らせる。倉敷市内は大渋滞だ。雨も降り始めた。
車内を流れるFM岡山のとある番組。運悪くゲストが武井壮だった。嫌な予感。
やはりきたか。武井壮が自慢話を始めた。学生時代に成績トップだった話を延々とする。
夕暮れ時の魔の時間帯。強くなる雨。武井壮の自慢話。
これは事故の三大条件が全て揃っている。慌ててNHKFMに変更。
NHKFMから流れるビートルズ特集に癒されながら、無事に家にたどり着いた。