雨に降られながら倉敷川でタナゴ釣り
昨日は大雨で釣りに行けなかったので、本日は天気が悪くても行く予定だった。
天気予報では終日曇りの予報。しかし出かける頃にはすでに小雨が降っていた。
いいかげんな天気予報ですこと。小雨の中、倉敷川に到着。さっそく竿をだす。
バス釣りで有名な倉敷川だけあって、4組ほどのバサーがいらした。
タナゴ釣りは私だけだ。ビュンビュンとルアーが飛び交う中、サクッと釣りあげる。
ヤリタナゴが多い。あとカネヒラもたまに釣れてくる。
1時間ほど釣ったところで雨が強くなってきた。バサーの人達も撤退したようだ。
私も場所を移動する。最終的にヤリタナゴ7割、カネヒラ3割くらいの釣果だった。
20分くらいかけて場所を移動しているうちに雨が小降りになってきた。
いそいで竿をだす。川は増水していて、さらに汚くて魚影は何も見えない。
手探りで釣るがやや渋い。クチボソとフナが釣れるのみだ。
粘っているとシロヒレタビラのメスが釣れてくる。
さらにシロヒレタビラのメスをもう一匹追加する。
続いて大きめのカネヒラが釣れる。
ここで土砂降りの大雨。急いで写真だけ撮ってすぐに車に逃げ込む。
雨から逃げるようにさらに場所を移動する。
倉敷川水系の別のポイントに到着。雨が小降りになった瞬間、車から出て竿をだす。
するとまだ何も釣れてないのに土砂降りの大雨。全身がずぶ濡れになる勢い。
近くにいたバサーの人も逃げるように立ち去った。私も号泣しながら車に戻る。
7月中旬だというのに車の暖房を入れる。震えながら車を運転する自称晴れ男。
さらに大きく移動する。高梁川にやってきた。かなり増水している。波は無い。
車の中に傘を積んでいたのを思い出し、傘をさして万全の態勢で釣る。
びしょ濡れなのには変わりなく、震えながらカネヒラのオスを釣りあげる。
婚姻色が出かけている個体だ。震える手で写真をパシャリ。
その後、雨は小降りになってきた。しかし7月とは思えないほど寒い。
カネヒラは気持ちいいほど釣れる。あとはアブラボテが数匹。
しかし、あまりにも寒いのでここで終了した。
家路を急ぐ車の中でもガンガンに暖房をきかせる。7月中旬ですよ。くれぐれも。
やはり天気予報はあてにならない。天気予報士なんか誰にでもできる仕事だ。
その昔、当時まだ若かりしエリザベス女王が、
「私にもできる仕事をみつけたわ。天気予報士よ」
と言ったという有名な話を思い出した。