猛暑の中でタナゴ釣り
うだるような暑さの中、タナゴ釣りに出かけた。
まずは用水路。いつもの高梁川水系ではなく、笹ケ瀬川とか足守川の水系になる。
岡山県南部ではまだ田植えが始まってないため水量がない。
昔バラタナゴをガサっていた用水路などをいろいろ巡るがあまり魚影がない。
釣れたのはクチボソのみ。まだ時期が早いか。
早々に諦めていつもの高梁川水系へ行く。
高梁川水系ではいつものようにアブラボテがガンガン釣れる。
釣った魚を観察できるというケースを買ったので入れて撮影してみる。
なんか綺麗に撮れないような気がする。光の加減で横から撮ると本来の色が出ない。
そんなこんなでアブラボテが釣れまくり、小さいバケツに20匹くらいの大混雑。
そんな時にシロヒレタビラが釣れた。綺麗な婚姻色のオスだ。
観察ケースで撮影して大混雑中のバケツに入れる。
数分後バケツを覗くとシロヒレタビラが酸欠で横向いて虫の息状態。
急いで大量のアブラボテをすべて放流。水を入れ替えてシロヒレタビラだけにする。
しばらく横向いていたがなんとか息を吹き返した。
猛暑の中で釣りをするといろいろ大変だ。
その後もアブラボテが次々と釣れるが、釣ったそばからリリース。
全部で30匹くらい釣れたと思う。クチボソ類も15匹くらいは釣った。
暑かったがたくさん釣れたので楽しめた。
終わり頃にもう1匹シロヒレタビラが釣れた。またオスだ。同じくらいの大きさ。
2匹も釣れてしまうとかなり嬉しい。
シロヒレタビラがタナゴ釣りの人達の間で人気があるのが判る気がする。
釣りあげて水面から出てくる瞬間のターコイズブルーがたまらない。
この瞬間のためにみんなタナゴ釣りをしてるんだろうな~と思った。
釣ったシロヒレタビラ2匹をお持ち帰り。2匹のためだけの水槽に投入した。
2匹だけしかいない水槽なのだが、さっそく縄張り争いを展開している。
さっきまで酸欠で生死の境をさまよっていたとは思えないたくましさだ。