西日本一の晴れ男、雷雨に襲われる
ゴールデンウイーク最終日、高梁川にタナゴ釣りに出かけた。
出かける時は天気も良く絶好の釣り日和と思われた。
しかし高梁川でポイントを探していると黒い雲が増えてきて遠くで雷が鳴った。
おいおい。西日本一の晴れ男がここに居ますよ~。連絡いってないですか~?
なんて余裕をぶっかましてたら土砂降り。雷も凄まじい。
もう高梁川をひっくり返したような豪雨。仕方なく車に避難。
そのまま一時間くらい動くに動けず。少し半泣き状態。
「西日本一の晴れ男」とは何だったのか・・
一時間ほどで雨がやんだので、涙をぬぐいながら川へ。増水して濁っている。
釣りは諦めて怒りのガサー。靴に水がしみこむのも構わず手負いの馬鹿状態。
定番のアブラボテ数匹ゲット。バラタナゴは一匹だけ採れた。中型のオス個体。
あとは外道ばかり。増水してるからあまり採れない。
せっかくのゴールデンウイーク最終日にとんだ災難に見舞われた。
「西日本一の晴れ男」はバイクに乗ってる時限定の称号だ。釣りには通用しない。
その昔、春の受勲式で「西日本一の晴れ大納言特別勲章」をいただいたのだが、
その勲章の注意書きに「但し自動二輪に限る」と記載されていたのを思い出した。
晴れの国岡山で西日本一の晴れ男が雷雨に打たれて号泣する。
この日は岡山県の歴史に深く刻み込まれるだろう。