夏は浅ダナ、冬は底釣り

f:id:Rhodeus:20200113222642j:plain

 

クソ寒い日が続いている。釣りにいくのがしんどいレベルの寒さだ。

寒いし、どうせろくに釣れないだろうし、毎週義務のように釣りに行く必要があるか?

なんてことを考える。となると、春までタナゴ釣りはおあずけか・・。

それは流石に我慢できないなぁ・・。というわけで、結局タナゴ釣りに出掛けてしまった。

 

f:id:Rhodeus:20200113222659j:plain

 

倉敷川のとあるポイントにやってきた。ここはヤリタナゴが釣れるはずの場所だ。

流れは緩やかで、水量はそこそこ多め。水は汚い。だから魚影は全く見えない。

「夏は浅ダナ、冬は底釣り」なんていう言葉がある。詳しくは知らない。

おそらく、夏場は浅めにエサを落とせばいいが、冬場は深く落とさないとだめという意味。

 

f:id:Rhodeus:20200113222737j:plain

 

だから、一旦底まで落としてやや上げてウキを調整する。九分五厘どころを狙う。

かなり渋い。そんな中でやっと釣れたと思ったらモツゴ。それからモツゴ4連発。

無駄に時間だけが過ぎていく。20分くらいこんなかんじ。心が折れかける。

せっかく来たのだからと、さらに粘ると、やっとのことでヤリタナゴが釣れてきた。

 

f:id:Rhodeus:20200113222759j:plain

 

さらに釣る。しかしアタリが薄い。なんでこんなに渋いのだろうといろいろ考える。

ダメもとでウキを調整し直す。水底の八分どころを狙ってみる。

意外にもこれが正解だった。モツゴが減って、ヤリタナゴが連続して釣れてくる。

「冬は底釣り」とは何だったのか・・。

 

f:id:Rhodeus:20200113222818j:plain

 

日が傾くまで残された時間が少ないため、さらにダメもとでウキを調整する。

水底の七分どころを狙うという、春から秋までと何ら変わらないタナで釣ってみた。

これがまた大正解だったようだ。コンスタントにヤリタナゴが釣れてくる。

針が極タナゴなので、2匹に1匹くらいは逃げられるのだが、それでも楽しめた。

 

f:id:Rhodeus:20200113222832j:plain

 

約1時間ほど釣った。と言っても前半20分は迷走してただけで、正味40分くらい。

冬場だしこんなもんだろう。まあまあ楽しめた。日が傾いてきたのでここらで終了。

渋滞の中、家路につく。しかし倉敷の街中はどうしてこんなに混むのだろうか。

この渋滞の酷さが釣りに行くのを躊躇させる理由の一つだ。

特に冬場は酷い。釣りを終了する時間帯が丁度渋滞する時間帯と被るからだ。

いろんな意味で、冬は釣り人には厳しい季節だ。