夏は浅ダナ、冬は底釣り
クソ寒い日が続いている。釣りにいくのがしんどいレベルの寒さだ。
寒いし、どうせろくに釣れないだろうし、毎週義務のように釣りに行く必要があるか?
なんてことを考える。となると、春までタナゴ釣りはおあずけか・・。
それは流石に我慢できないなぁ・・。というわけで、結局タナゴ釣りに出掛けてしまった。
倉敷川のとあるポイントにやってきた。ここはヤリタナゴが釣れるはずの場所だ。
流れは緩やかで、水量はそこそこ多め。水は汚い。だから魚影は全く見えない。
「夏は浅ダナ、冬は底釣り」なんていう言葉がある。詳しくは知らない。
おそらく、夏場は浅めにエサを落とせばいいが、冬場は深く落とさないとだめという意味。
だから、一旦底まで落としてやや上げてウキを調整する。九分五厘どころを狙う。
かなり渋い。そんな中でやっと釣れたと思ったらモツゴ。それからモツゴ4連発。
無駄に時間だけが過ぎていく。20分くらいこんなかんじ。心が折れかける。
せっかく来たのだからと、さらに粘ると、やっとのことでヤリタナゴが釣れてきた。
さらに釣る。しかしアタリが薄い。なんでこんなに渋いのだろうといろいろ考える。
ダメもとでウキを調整し直す。水底の八分どころを狙ってみる。
意外にもこれが正解だった。モツゴが減って、ヤリタナゴが連続して釣れてくる。
「冬は底釣り」とは何だったのか・・。
日が傾くまで残された時間が少ないため、さらにダメもとでウキを調整する。
水底の七分どころを狙うという、春から秋までと何ら変わらないタナで釣ってみた。
これがまた大正解だったようだ。コンスタントにヤリタナゴが釣れてくる。
針が極タナゴなので、2匹に1匹くらいは逃げられるのだが、それでも楽しめた。
約1時間ほど釣った。と言っても前半20分は迷走してただけで、正味40分くらい。
冬場だしこんなもんだろう。まあまあ楽しめた。日が傾いてきたのでここらで終了。
渋滞の中、家路につく。しかし倉敷の街中はどうしてこんなに混むのだろうか。
この渋滞の酷さが釣りに行くのを躊躇させる理由の一つだ。
特に冬場は酷い。釣りを終了する時間帯が丁度渋滞する時間帯と被るからだ。
いろんな意味で、冬は釣り人には厳しい季節だ。