芦田川タナゴ釣行記 2020 秋 ~はるかな尾瀬、遠い空編~
夏がくれば思い出す、はるかな尾瀬、遠い空。季節はもう秋だが尾瀬に行ってきた。
正確には尾瀬っぽい雰囲気の場所。しかもここはなんと芦田川下流域。
実際の尾瀬がどんなものかは知らないがきっとこんな場所だろう。
この通称「尾瀬ポイント」でタナゴ釣りをしてみる。水深はかなり浅い。
ほぼ止水で、外道が多く泳いでいるのが目視できる。さてタナゴは釣れるのか。
竿をだすと当然のように外道が釣れてくる。しかもかなり多め。浅瀬なので仕方ない。
粘って釣っていると色付きのカネヒラがあがってきた。続いてヤリタナゴも釣れる。
しかしながらやや渋い。カネヒラのメスを何匹か追加するもののやはり外道多めの場所だ。
のどかで、静かで、雰囲気は抜群なのだが、入れ食いにはならない。病気が再発する。
この病気はかなり厄介。「岡山病」という、爆釣りできないとすぐに不安になる病だ。
場所を移動する。芦田川東岸を下流へ向かって歩く。バケツと竿を持って歩く。
そのまんま南へ。南国原英夫状態。遥か下流には「ウエーイポイント」がある。
その途中の護岸部、尾瀬とウエーイの中間、通称「オゼーイエリア」を調べる。
魚影は少し。一応竿をだすが外道のみ。さらに移動。「ウエーイポイント」に。
こちらは魚影がない。急ぎ足で通過。さらに南へ。夏に釣った場所まで南下。
ここでやっと魚影を発見。この通称「南国原ポイント」でカネヒラを狙う。
この「南国原ポイント」は夕方に強いポイントなようだ。カネヒラが集まってくる。
竿をだすと飽きない程度にカネヒラが釣れてきた。色付きの綺麗な個体が多い。
大満足とはいかないものの、まあまあの釣果。
この芦田川はおそらく西岸の方が釣れると思われるが、東岸も悪くはない。
そろそろカネヒラが釣れにくくなる時期だろう。最終便に間に合って良かった。
芦田川下流域。西も東も、上部も中部も下部でもカネヒラは釣れてしまう。
カネヒラに限っては相当数が生息している。まさに芦田川はカネヒラ王国。
福山市内に生息しているヤンキーの総数を上回るんじゃないかという豊かさ。
また訪れてみたい。