芦田川タナゴ釣行記 2020 夏

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芦田川

グーグル先生で「芦田川 タナゴ」と検索すると当ブログの記事がトップに表示される。

ありがたい話なのだが、その昨年の釣行記事ではタナゴは一匹も釣れていない。

これは非常にかっこ悪い。なんとか結果を出さなくてはならない。

今年は、芦田川釣行にあたって非常に心強い味方がいた。このブログの読者様だ。

昨年の記事を見て、「もっと下流で釣るべし」と教えてくださった。

さらに調査にも行ってくださり、「今年もカネヒラが護岸についてる」とご報告下さった。

これはもう釣らないわけにはいかなくなってきた。早速準備にとりかかった。

 

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芦田川

福山に行くにあたっては、ヤンキー対策の準備が必要になる。福山は怖い街だ。

市民のアンケートで今年初めて、「私はヤンキーだ」が「安倍内閣を支持する」を上回った。

※ 私はヤンキーだ 32% 安倍内閣を支持する 28% どちらかといえばヤンキーだ 17%

もう福山はヤンキーの聖地といっていい。私は個人的にヤンキーが苦手だ。

これは私の過去の経験からきた苦手意識が影響している。

 

私が過去に遭遇した「テールトゥノーズヤンキー」と「オカナンガリヤンキー」の二種。

私の乗るバイクをテールトゥノーズで追いかけてきた福山ナンバーのヤン車。

私の運転する車を検問のように止め威嚇してきた岡山ナンバー狩りの福山半グレ集団。

ちなみに岡ナン狩りでもめると、ゾロ目ナンバーのベンツを呼ばれるハメになる。

怖い。とても怖い。電車で行くことも考えた。

しかし車で、福山南部の湾岸エリアを抜けて芦田川河口部へと安全ルートで行くことを選択。

あとは釣り道具の準備だけだ。

 

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芦田川

釣り道具を準備する。まずはバイク用のヘルメット。これをかぶって釣りをする。

釣り中にいきなり背後から金属バットでフルスイングされても即死は免れる。

あと、釣り竿の予備。ヤンキーにからまれて竿を折られてもいいようにだ。

財布の中身調整。これは大事。財布の中身を小銭で130円だけにする。カードも抜く。

予備で千円札を2枚、靴下の内側に忍ばせて持っていく。これで完了。

 

いよいよ昨年のリベンジに芦田川へ向かう。予定どうり芦田川河口付近に到着。

周りを入念に確認。河川敷に降りる。ちょっと下流域すぎた感あり。

護岸に魚影はない。風に乗って独特の臭いが私を包み込む。少し上流へ向かって歩く。

緑色に濁っているため魚影が見えない。「これはもうダメかもわからんね」と弱音。

どうせ見えないのなら適当に竿をだしてみるべきだろう。竿をだす。

ゴミが多い。写真を撮影するとウキが確認できないレベル。いよいよ心も折れかかる。

そんな時、いきなり金属バットで・・。間違えた。・・いきなりウキが沈み込んだ。

 

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カネヒラ(芦田川産)

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カネヒラ(芦田川産)

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カネヒラ(芦田川産)

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カネヒラ(芦田川産)

芦田川にタナゴは居た。しかも一匹目が色付きのカネヒラとは運が良い。

下流域で正解だった。情報をいただいた読者様に感謝しなくてはならない。

決して入れ食いにはならないのだが、ぽつりぽつりとカネヒラが釣れてくる。

場所を少しずつ上流へ向かって移動しながらさらにカネヒラを探す。

 

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芦田川

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カネヒラ(芦田川産)

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カネヒラ(芦田川産)

これ以上上流へ向かうと音楽を流しながらワイワイやってるウエーイ系集団がいる。

ウエーイ系とヤンキー系は紙一重という格言もある。ここらで調査断念だ。

しかし、最下流域からやや上流へ向かうにつれてアタリが多くなる印象。

おそらく下流域中部あたりがベストポイントなのだろう。

釣果は岡山の河川に比べるとかなり寂しい。でも昨年は坊主だったのだから上々だ。

想像していたよりは芦田川にはタナゴが数多く生息しているということが分かった。

そして、想像していたよりは意外とヤンキーに襲われることはないということ。

また釣りに来てみたいなと思った。