タイリクバラタナゴ釣りが上手な人が岡山にやって来たら

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笹ヶ瀬川水系用水路

こちらも5月中の記事。これで最後だ。次回から6月の記事になる。

笹ヶ瀬川水系。まずは水路で釣る。アブラボテが多い。たまにヤリタナゴも釣れる。

ごくたまにシロヒレタビラも釣れてくる。でも、写真はシロヒレタビラばかりだ。

婚姻色の季節なので仕方ないと言えば仕方ない。

 

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ヤリタナゴ(笹ヶ瀬川水系産)

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シロヒレタビラ(笹ヶ瀬川水系産)

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シロヒレタビラ(笹ヶ瀬川水系産)

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シロヒレタビラ(笹ヶ瀬川水系産)

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シロヒレタビラ(笹ヶ瀬川水系産)

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アブラボテ・ヤリタナゴ・シロヒレタビラ(笹ヶ瀬川水系産)

そこそこ楽しめた。お次はオカメ釣りがしたい。場所を移動する。本流へ。

笹ヶ瀬川本流でタイリクバラタナゴを狙う。しかしながら、難しい。

さっきまであんなに簡単にアブラボテやヤリタナゴやシロヒレタビラが釣れていたのに。

タイリクバラタナゴを釣るとなると、とたんにタナゴ釣り初心者に戻ってしまう。

 

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笹ヶ瀬川本流

そこそこアタリはあるのだが上手く針に乗らない。1時間釣ってたった6匹だけ。

この、いわゆるオカメ釣りは関東の釣り人が上手い。関東では文化として存在する。

関東のオカメ釣り職人、通称「オカショク」の人は1時間で100匹ほど釣る。

1日で1000匹超えだってざらだ。私は平均1時間5匹前後。この差は怖い。

 

私は1時間で5匹のタイリクバラタナゴを釣る。これがヤリタナゴだったら最高80匹。

関東のオカショクは1時間で100匹のタイリクバラタナゴを釣り上げる。

これである予測が導き出される。

オカショクなら1時間でヤリタナゴを1600匹釣ることが可能な計算だ。

これが数学界で「リーマン予想」と並ぶ難題、「タイリク予想」だ。

 

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タイリクバラタナゴ・ヤリタナゴ(笹ヶ瀬川産)

この、1時間でヤリタナゴを1600匹釣り上げる能力を持つというオカメ釣り職人。

彼らがもし岡山県に遠征に来たら?もし5人組くらいのグループで遠征に来たら?

1日に8時間5人でヤリタナゴを釣ったら?・・・なんと約60000匹。

 

絶滅する。

これはもう間違いなく岡山県のヤリタナゴは絶滅してしまう。

困ったことになってきたぞ。

 

私がヤリタナゴを爆釣りしようと用水路にいく。しかし魚影が全く無く立ちすくむ。

通りかかった近所の人が「釣れんかね?」「昨日までここらに6万匹ほど泳いどったよ」

「さっきまで釣っとった5人組は入れ食いじゃったみたいじゃけどね」

なんてことが現実に起こり得る。

 

できれば、関東のオカメ釣り職人の人たちは、岡山県に遠征するのは避けた方がいい。

岡山県はヤンキーの国ですよ。怖いですよ。暴走族もいまだに走っていますよ。

そしてなにより、岡山県にタナゴは生息していませんよ。

この記事を関東のオカメ釣り職人のプロフェッショナル達が読んでくれたらいいのだが、

いかんせん国内屈指の不人気ブログだ。期待はできそうもない。