岡山タナゴ釣り紀行・春 ~溜川水系と道口川水系~

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溜川水系水路

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溜川の池

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道口川水系水路

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タイリクバラタナゴ(溜川水系産)

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タイリクバラタナゴ(溜川水系産)

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昨年の秋に釣ったカネヒラ(溜川水系産)

もはや誰も興味が無く、誰も得しない情報だ。溜川水系というどぶ川がある。

高梁川の西、新倉敷の駅前を流れるどぶ川にもちゃんと名前がついていた。

地図で見るとただの池にみえる。実際にその場で見てみてもただの池だ。

この溜川水系で昨年の秋にカネヒラの生息を確認した。

ひょっとしたらカネヒラ以外にも生息しているのでは?と考えた。

 

この溜川のすぐ隣に道口川という池がある。地図で見るとただの池だ。

こちらは完全な止水で季節を問わず年中濁っている。止水で死水というやつ。

溜川と道口川は数か所繋がっているのだが、さすがに道口川にはタナゴは居なさそう。

とすればやはり溜川水系でタナゴを探すしかなさそうだ。

 

溜川水系には用水路を経由して高梁川の水が流れ込んでいる。

おそらく6割くらいは高梁川の水で成り立っている水系だ。いろいろと探索してみる。

春はまだ水路に水が少なく(夏、秋の2割ほど)タナゴ類の姿はほぼ確認できない。

仕方ないから池(に見える部分)の浅瀬で釣ってみた。

 

モツゴが多かったが、粘っているとタイリクバラタナゴが釣れてきた。

決して数多くはなさそうだが、カネヒラ以外にもタイリクバラタナゴが生息していた。

よくこんなどぶ川やどぶ池でカネヒラとタイリクバラタナゴは生きていけるなと感心する。

こうなると他の種も気になってくる。水量が増えたころ、また調査に来てみよう。